あなたは、”ソシオパス“という言葉を知っているでしょうか。
この記事を見て、「あ、あの人のようなことか」や「え、これ私のこと!」、「私の恋人はこれだったのか・・・」となる方も多いかも知れません。
ソシオパスとは
ソシオパスとは、反社会性パーソナリティ障害を持つ人のことを指し、周りと共感ができず相手の気持ちに無関心であったりする、人格障害の一種となっています。
上記のことから、周りからは”都合のいい人“や”反感を買いやすい人“など思われている傾向があります。
なんであの人はいつもあんなに周りを見ないんだ!!と思われている人はもしかしたらソシオパスなのかもしれません。
もう少し詳しくその特徴について記していきたいと思います。
ソシオパスの特徴
1.あらゆることに対して無関心
ソシオパスの人は基本的に周りの人やことに興味がありません。
自分以外、もしくは自分を含めて理解を示そうとせず、無関心である傾向が強いです。
“反社会性”とはまさにこの事を指していると言えるでしょう。
では、無関心であるとどのようなことに障害をきたすのでしょうか。
“何もせずぼーっとしている”といったような無関心さであれば、直接的に誰かに迷惑をかけることはないでしょう。
しかし、人の感じ方等に対しても無関心であるということは、“これをしたらあの人が悲しむ”といった考えもありません。
そのため、自分がやろうとしたことによって周りが被害を被るのも厭わない可能性があります。
2.キレやすい
ソシオパスの場合の”キレる“は、”ちょっと怒る“や”うんざりしやすい“などではなく、激怒したりするような怒りである特徴があります。
短気で、すぐに暴言を吐いたりと手をつけられなくなる事があるでしょう。
これは前述した”無関心”であることにも関係があるとも考えられます。
周りの事を気にしていないため、自分の思い通りにいかないとすぐに頭に血が上り、逆上してしまうからです。
些細なことに対して毎回キレている人が居たら、ソシオパスの可能性があります。
3.嘘をつきやすい・人をよく騙す
ソシオパスの人は、自分の思い通りにするために”嘘”をつく傾向があります。
仲の良い人や知り合いだけに限らず、初見の人含め誰にでも簡単に嘘をつきます。
それがあたかも当たり前のように振る舞うことも出来るので、無意識的に人を騙すことになっています。
すぐに嘘をつき、バレてもケロッとしている人は周りにいませんでしょうか。
ソシオパスとの付き合い方
このような傾向があるソシオパスの人と、普通に接するのは非常に難しいことです。また、ソシオパスの人が”ソシオパスであること“を自覚するのも難しいでしょう。
では、どのように付き合っていけばよいのでしょうか。
1.ソシオパスを理解する
あなたがどうしてもソシオパスの人と付き合っていく必要があるのであれば、ソシオパスであることを理解して接する必要があります。
並大抵の努力ではうまくいかないでしょうし、傷つけられることも多くあるでしょう。
しかし、ソシオパスの人に悪気はありません。
その人の特徴を理解し、サポートする形で接することで、そばに居続ける事ができるかもしれません
2.無関心になる
非常に辛いことかもしれませんが、お互いが無関心であることでうまくいくこともあります。
深い仲になることを諦め、遠くからその人を気にかけることくらいが限界でしょう。もしくは、付き合うことを諦めることです。
まとめ
あなたの周りにソシオパスに当てはまりそうな人は居ましたでしょうか。
ソシオパスの治療は難しい場合が多く、自覚もないために治療を必要と感じない傾向もあります。
どう関わっていく必要があるのか、今一度考えてみる必要があるでしょう。